今日は,早稲田大学や企業などが共同開発している「先進電動マイクロバス WEB」を観る機会がありましたので,少し紹介をします.

従来の電気自動車は,バッテリと充電の性能やコストに関わる問題が大きく,まだ普及を望むには時間がかかる状態だそうです.しかし,状況や用途を絞ることで現状の技術,コストで十分に実現が可能なものが考えられるとのことです.
1つは一日に長距離の走行を求められない軽自動車.三菱自動車の iMiEV があげられます.
そしてもう1つは,走行ルートや距離が限定される車両,バスなどです.今日目にした車両,「先進電動マイクロバス WEB」はこちらの方になります.
積載しているバッテリは?iMiEV と同等サイズなので,長距離の走行は期待出来ませんが,バスを運行するには十分なのだそうです.そしてバッテリを多くを積まない分,コストは安く,車両の重量も抑えられるとのことです.

上の写真の入り口にある黄色い縁の箱が積載しているバッテリです.これだけでバスが動くのかと思うと,とてもコンパクトに思いますが,これが軽自動車に載るのかと思うと少し大きい気もします.

ボンネット部分はそれなりにメカニカルな印象でしたが,車内は広く,すっきりとした印象でした.

実は,電気自動車のバスは,既に フランス,パリ で運用されているそうです.MONTMARTROBUS.急な坂道もすいすい進むそうです.コース始点に接触急速充電器を置いており,充電には5分もかからないそうです.
一方,今回拝見した「先進電動マイクロバス WEB」は電磁誘導の原理を用いた非接触の充電器を取り入れていました.安全面(雨天時の充電)に気を使ってのことだそうです.
その非接触給電装置は車の後方の背面に設置されてありました.写真の白い八角形状のものがその受電部です.今回新たに開発することで,すでに実用化されている潜水艦の非接触給電装置よりも小型軽量化,高効率化,送電可能空隙長の拡大に成功しているそうです.


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